コロナ禍でも下地島空港が強気の理由 アフターコロナを見据えた動きはもう始まっている

 

 緊急事態宣言が再発出される直前の1月7日、羽田空港からスカイマーク613便に乗って下地島空港に向かった。午前11時05分に羽田を離陸して約3時間半で、下地ブルーの海が見えてくる・・・・・・はずだったが、この日はあいにくの雨。空港に降り立つと、気温は13.5℃。最大瞬間風速18.5メートルの北北東の風が吹きすさんでいた。

 ターミナルには人の姿もまばらだった。この日からスカイマークが下地島―那覇線の2便のうち、1便を運休した。このスカイマーク便にあわせて宮古島本島に向かう午後6時台のシャトルバスも運休となった。

 コロナ禍はリゾートバブルに沸きに沸いた宮古島をも直撃し、20年4〜11月の入域観光客数の累計は、前年の同期間の7割減の25万5554人にとどまった。114万人を記録した2018年度、年度末にコロナ禍に見舞われながらも106万人に達した19年度に比べると影響は深刻だ。

 15年の伊良部大橋の開業で始まった宮古島バブルだが、島の観光は岐路に立っている。島にはここ数年、飛行機やクルーズ船で国内外から観光客が押し寄せ、次々にリゾートホテルが建設された。ホテルだけではない。コロナ禍の中で20年10月には宮古島市役所の新庁舎が完成、城辺保良鉱山地区には陸上自衛隊の弾薬庫まで建設中だ。地価は高騰を続け、人手不足も慢性化し、「家賃は東京並み」とも報じられた。

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