自動車ラリー南米王者は県系・知念選手「次は世界で頂点に」
- 2021/5/13
- エンタメ・スポーツ
次なる夢は「世界で頂点に」
ボリビアと南米選手権で優勝を経験した知念選手の次なる夢は「FIA世界ラリー選手権」である。現在ボリビアでは、コロナ禍でもボリビア選手権などラリーのレースは予定通りに開催されている。
レースは県大会や全国大会、世界大会など年に14以上。年間9回あるという全国大会の時は、木曜日に町を発ち、土日にレースを行い、帰宅する。知念選手の次男・昴成(こうせい)くんは、日曜日の夜にパパがトロフィーを持って帰ってくるのを楽しみに待っているのだという。
レースがない日は、これまで3度の南米選手権チャンピオンに輝いているドライバーのハッピーペレード選手のレーシングチームのチームマネージャーとして働いている。
妻の輝美さんは、「部品探しからコ・ドライバーまで、チームの世話を一手に引き受けて大変だと思うが、このボリビアで自分の好きなことを仕事にできているのは幸せなことだと思います」と応援している。
知念選手は「世界選手権は、コ・ドライバーの憧れ。有名になっていいドライバーからオファーをもらって出場したい」と目標を掲げる。