国内初 沖釣り船マッチングサービス スイベルが6日リリース

 

 日本初となる沖釣り乗り合い船(遊漁船)のマッチングサービス「noriai(ノリアイ)」を、糸満市にあるスタートアップ企業スイベルが開発した。5月6日に正式リリースする。まずは沖縄県内を対象にサービスを始め、年内には全国展開を目指している。
 スイベルの社長・大城仁さんは今年起業したばかりの25歳。小・中学生時代の「不登校」生活を支えた「釣り」をテーマに勝負をかける。

一人でも沖釣りが気軽に

 沖釣りの乗り合い船サービスは「他人同士でひとつの船に乗る」というシステムで、沖釣りファンの間でよく利用されている。しかし、船単位で料金が発生するため、必要人数を集めないと利用が難しかったり、船の情報が各社バラバラで欲しい情報が探しにくかったりする課題があった。

 「noriai」は「ひとりでも気軽に沖釣り」がコンセプト。このサービスを使うことで、乗り合い船の利用希望者がネット上でマッチングされ、ひとりでも沖釣り船を利用することが容易になる。

 noriaiはブラウザから使えるサービスとなっていて、パソコン・スマートフォンを問わず利用できる。利用料は無料。スイベルによると、釣り人が乗り合い船を探すとき、従来はSNSなどで船を一軒一軒探し回る必要があった。noriaiを使うと船の空席状況がひと目で分かり、そのまま予約することができるため手配の手間が軽減できるという。

釣りのイメージ(サービスHPより)

遊漁船の稼働率アップにも期待

 釣り人だけでなく、船主側のメリットもある。農林水産省の遊漁採捕量調査によると、全国の遊漁船の稼働率は20%を切っている(2008年)。1年間のうち、8割は漁港に停泊されおり、十分に稼働しているとはいえない状況だ。集客を口コミやSNS、釣りショップのホームページなどに頼っていることが、稼働率が伸びない要因のひとつとスイベルは分析する。noriaiに船を登録することで、自船のツアー情報の提供から予約までワンストップで手配可能になり、稼働率の向上が見込まれる。

Print Friendly, PDF & Email
次ページ:

1

2 3

関連記事

おすすめ記事

  1. 「コロナで厳しい状況のなかだけに、やはり非常に期待しています」  国際自然保護連合(…
  2.  昨年3月、那覇空港の第二滑走路が開業した。だが、その第二滑走路に着陸した航空機がターミナ…
  3.  沖縄最古の映画館で、長年成人映画文化の発信をしてきた首里劇場(那覇市首里大中町)が、成人…
  4.  「出てくる素案は、骨子案とは少し趣の違うものになるかもしれない」  沖縄県のある幹…
  5.  軍事クーデターに対して民主化を求めるデモを続ける民衆に、自国軍が銃を向ける東南ア…
琉球海運_広告国場組大寛組前田鶏卵
大寛組国場組琉球海運_広告前田鶏卵

特集記事

  1.  昨年3月、那覇空港の第二滑走路が開業した。だが、その第二滑走路に着陸した航空機がターミナ…
  2.  「出てくる素案は、骨子案とは少し趣の違うものになるかもしれない」  沖縄県のある幹…
  3.  4月21日の第9節でFC町田ゼルビアとアウェイで戦ったサッカーJ2リーグのFC琉球。3対…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ