「逆算」が人生のキーワード!超速で税理士独立 比嘉あずささん
- 2021/3/24
- 社会
みなさんハイタイ!沖縄音楽とポップスを融合した新たな沖縄音楽を発信する「リュウキュウノツカイ」のチャキです。私がお届けするこの記事では、沖縄の未来を切り開く、かっこいい女性を紹介していきます!
今回のゲストは、那覇市で若手の税理士として経営者を支えている「比嘉あずさ」さん(以下=比嘉さん)。税理士を目指したきっかけや、お仕事に対する想いなど、普段あまり馴染みのない「税理士」のお仕事などについてインタビューしてきました。
キッカケは「キラキラした大きなお家に住みたい!」
税理士は、簡単に言うと税務や会計のスペシャリストです。確定申告書や決算報告書の作成だけではなく、経営者と二人三脚で、経費や仕入れ状況の見直しをするなどして会社の利益を上げていきます。大変な仕事ですが、実際に利益が上がって、経営者の方から受ける感謝が、比嘉さんにとっての原動力であり仕事の魅力です。
小学生の頃からすでに「将来は税理士になる」と掲げていたという比嘉さん。
きっかけは、父親の職場に向かう途中にあった女性税理士の自宅兼事務所が、クリスマスの時期になるとイルミネーションで装飾されて、その様子が子どもながらにキラキラして見えた事だと言います。
大きなお家と眩いイルミネーションに魅了された比嘉さんは、家族が賛成してくれた事も後押しとなり、税理士になることを心に決めました。
中学生、高校生と大人に近づくにつれて、公務員や銀行員という進路を選ぶことも出来ましたが、あの日見たキラキラした大きなお家を忘れることが出来ず、税理士の道一直線で目指しました。
26歳での独立、税理士界では超速スピード!
税理士になるには、まず簿記論や財務諸表論といった全11科目から5科目の試験に合格しなければなりません。
比嘉さんによると、税理士を目指す人の中には試験の難しさから、5科目合格するまでに10年以上かかってしまう人や、あまりにも年月がかかりすぎて税理士になる事自体を諦めてしまう人も少なくないといいます。
そんな中、税理士合格を目指して大学で経営学を専攻していた比嘉さんは、在学中に3科目の試験に合格。大学院へ進み在学中に作成した論文を国税審議会に提出し、残り2科目の試験免除を認定されました。