「ペットはモノじゃない」迷い犬猫情報をインスタで発信

 
上地志歩さん(右)と宮城杏美さん(左)。宮城さんの愛犬2頭と。

飼い主様を探しています!
見覚えのある方はDMまたは沖縄動物愛護管理センターのホームページまでご連絡お願いします。
早く飼い主様に会えることを願っています!

 インスタグラムで沖縄県内の迷子犬や迷子猫など、保護された動物たちの情報を発信し続けている「うえみや」というアカウントの投稿。このアカウントの“中の人”は、トリマーの上地志歩さんと動物看護師を目指して専門学校に通う宮城杏美(あんず)さんで、普天間高校出身の同級生19歳コンビだ。

 動物が大好きな2人は「生まれてきたからには、ちゃんと幸せに楽しく暮らして欲しい」と約2年前から自主的に情報発信を始め、動物保護・愛護の観点からペットを巡る沖縄の現状に問題も投げかけている。

2人で更新しているインスタアカウント

処分よりも早く飼い主を探すために

「いつか2人で何か団体を立ち上げて動物保護の仕事したいね、という話はずっとしていたんです」(上地さん)

 2人は沖縄動物愛護管理センターがHPにアップする迷子犬や迷子猫の写真を、更新のたびに自分たちのインスタアカウントに転載し、飼い主探しに役立てようと情報拡散している。より充実した情報発信や保護活動に取り組みたい気持ちもあるが、上地さんはトリマーの仕事が多忙、宮城さんはまだ学生ということもあり、「とりあえず今できること」としてインスタでの発信を始めた。

 宮城さんには動物保護のために「動かなければ」と思うに至った、1つの出来事があった。

「自分の愛犬の散歩で県総合運動公園によく行ってて、ある日野良犬を見つけたんです。公園の人に聞いたら『捕まえたらボランティアの保護団体で預かる』ということで、野良犬が私の愛犬と仲良かったのもあって、自力で保護しました。その後公園側に引き渡してお願いしたら、すぐに愛護センターに送られて処分を待つ身になってしまったんです」

宮城さんの愛犬たち

 1度愛護センターに預けられると、保護動物の健康状態の確認や譲渡可否も含めた適性検査などがあるため、一定期間引き取りができなくなる。ここで適性検査に弾かれてしまうと、譲渡も不可能となってしまう。そんな中、保護期間中に一刻も早く飼い主を探すためにインスタで情報を拡散したことが、活動を始める直接のきっかけになった。

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