女性の社会進出で「男性も生きやすく」 起業支援・沖縄ガールズスクエア

 

 会社を辞めて独立したフリーランス、副業を解禁する企業、自宅にいながら子育てと仕事を両立する人。令和も早3年目を迎え、働き方の変化が加速している。
 去った3月8日は「国際女性デー」。女性の起業支援に取り組む「沖縄ガールズスクエア」(八重瀬町)の岩渕裕子代表は「いろんな生き方や働き方が認められたり、女性の社会参加が増えたりすることで、かえって男性の方も無理をしない生き方ができる」と新たな視点を提言する。
 企業や創業の支援に取り組む人々は、起業家が「あれがやりたい、これがやりたい」との好奇心や想いを実現させていくと「住みやすい社会になる」と口を揃える。

飲食店起業の実践体験を本番につなげる「トライアルキッチン」

 「沖縄ガールズスクエア」は、セミナーや起業塾、研修、実践型のイベント出店などを通して包括的に“起業家の卵”をサポートする。今年6月で10年目を迎える。

 岩渕さんは「男性の起業はITなどの分野に集中する傾向があるんですよ。女性の起業分野は衣食住関連で幅が広いです。ものづくり関係など『自分の手で作る』という人は多いかと思います」と説明する。

 「起業」の2文字に気負わせることがないように「今、できるだけお金をかけずに、何から始められるのか」を一緒に考える。

 起業することに、なかなか一歩目を踏み出せない人も多いのではないか。
「多分、経験がないだけなんですよね。一度起業したら次の起業も始めやすいかもしれないですけど、これからやる人にとっては未知の世界ですよね。起業を決意するものの、何から初めていいか分からない、どこに相談にいけば分からないと足踏みしている方も多いです」

 男性優位の社会に「男性の枠組みに女性が収まらないといけない場面が多いと思います。等身大のまま無理なく頑張る女性を応援したいです。ばりばり頑張る男性ももちろんすごいと思いますし、無理せずに柔軟な働き方がお互いに認められたら、男性も無理して出世に苦労しなくてもいいと思います。もう競い合う時代でもないと思います」

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