沖縄プロ野球・琉球ブルーオーシャンズ 2年目のキャンプイン

 

 気温22度、真っ青に澄み渡った空の下、2019年に発足、昨年から始動している沖縄のプロ野球チーム「琉球ブルーオーシャンズ」が8日、八重瀬町の東風平野球場でキャンプインした。

 チームとして、選手としてNPB(日本野球機構)参入を目指し、さぁこれからだと旗揚げした1年目の昨シーズンは、誰もが想像しなかった新型コロナウイルスが蔓延、感染防止の影響で全ての試合が無観客となり、計画していた遠征での交流戦など全く出来なくなってしまっていた。

 試合感が作れない、選手のプレーを見てもらえない。苦しみもがく一方で、時間を利用してドリル(反復練習)強化や体力トレーニングなどを徹底的に行い、苦手な技術の克服や身体作りが出来たことは収穫に繋がった。

 1シーズンが終了し、10月に行われたドラフト会議では、NPBからの指名を期待された選手がいたものの、残念ながら声は掛からなかった。コロナ禍ということもあり、若い選手を指名する球団が多い傾向だったことから、2年目のチームを編成するためのトライアウトでは年齢を重視、新人12名を選出(2月8日現在)し、27名の選手で2年目のシーズンのスタートを切った。

NPBに参入する目的を持って

 指揮を執る清水直行監督は始めに「ここにいる意味を自覚してほしい。ここで満足する人はいないはず。各選手NPBに参入する目的を持って戦ってほしい」と選手たちに声を掛けた。

 練習はアップ、キャッチボール、ベースランニングなどから始まり、班ごとに分けて打撃、守備、走塁練習、最後は体幹トレーニングなどおよそ5時間行った。練習後、清水監督は「コロナ禍の中で、ユニフォームを着て野球が出来ることにありがたい」と、まずは笑顔で今日の日に感謝の言葉を述べた。

 そして「野球熱の高い沖縄で、最後まで無観客の試合しか出来ず、見てもらえなかった悔しさをグラウンドに出して欲しい。今年は九州独立リーグに参加して、県外との試合は勝つこと、沖縄県内での企業やクラブチームとの試合には強化と育成を目的として、メリハリをつけて戦っていきたい」と今シーズンのテーマを語った。

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