衆院沖縄1区 下地幹郎氏復党の行方は

 

 今後は県連の判断が焦点となる。ただ、宮古島などを視察した自民県議12人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、下地氏の復党についての対応協議は自宅待機が明けた11月9日以降となる見込みだ。

 復党や候補者調整をめぐっては、次期衆院選で國場氏をそのまま1区公認候補にし、下地氏を自民の九州比例で処遇するという案が取りざたされてきたが、國場氏側はあくまでも復党そのものに断固反対の立場。自民1区支部長たる國場氏の意向が尊重される局面とはいえ、下地氏と関係が近い菅首相や自民党幹部の判断が影響する可能性は十分考えられ、今後も曲折は必至だ。

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