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「子どもが主体」 イタリア式幼児教育が沖縄にも登場
- 2020/10/13
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プロジェクト活動やアート活動、自然体験が組み込まれた1日の流れを紹介してくれた。また、園の特徴として1日の大半は英語で行われている。
<1日の流れ>
【午前】
9時:モーニングワークシート(15-20分)
ステーションタイム ‥工作、ペイント、粘土遊びなど
10時:朝の会(30分)、スナックタイム(20分)
11時:アクティビティタイム(60分)‥テーマに沿ったプロジェクト活動
12時:ランチタイム(お弁当)、掃除
【午後】
13時30分:ストーリータイム(15分)‥本や紙芝居など読み聞かせ
13時45分:リラックスタイム(20分)‥体を休める
14時15分:ネイチャーウォーク(90分)‥外遊びや散歩
16時15分:帰りの会(15分)‥皆で今日1日を振り返る
16時30分:帰宅または保護者のお迎えまでステーションタイム‥工作、ペイント、粘土遊び
18時:帰宅
活動テーマは子どもたちと一緒に決める
「レッジョ・エミリア教育は、子どもが主体だということ。子ども、先生、保護者がいて、この3つの輪で教育を支えている。プロジェクト活動のテーマを大人が決めるのではなく、子どもたちと一緒に決める。子ども達は一人一人が内に秘めた可能性を持っているがその可能性を自分で開花することはできない。開花させるためには周りにいる大人の手助けが必要。レッジョ・エミリア教育は、一人一人の可能性と個性が発揮できる最適の教育」だとWebbさんは話す。
そんなWebbさんがレッジョ・エミリア教育と出会ったのは約15年前。カナダの大学で幼児教育を専攻し、その幼児教育をしたいと常々思い描いていた。帰国後は、沖縄県内にあるインターナショナルスクール幼稚園部で約10年間教員として関わり、今年4月に念願のレッジョ・エミリア・アプローチ幼児教育を沖縄でスタートさせた。
沖縄での展開に「不安があったが、レッジョ・エミリア教育こそが、次の世代を担う子ども達に必要」と話す。
沖縄での認知度はまだ低いが、幼児教育センターの前を保育関係者や保護者の方が看板を目にして立ち寄ってくれたりと徐々にではあるが、関心を持ってもらっている。
<Children Foundation・Okinawa>
住所:沖縄県浦添市伊祖4-1-3
電話:098-988-4417
時間:9時から18時
年齢:4・5・6歳