「子どもが主体」 イタリア式幼児教育が沖縄にも登場

 

 史上最年少の17歳11か月で将棋のタイトルを獲得した棋士・藤井奏太八段。彼が幼稚園の時に受けていたことで話題になった「モンテッソーリ教育」と並ぶイタリア発の世界最高峰の幼児教育法に「レッジョ・エミリア・アプローチ教育(以下、レッジョ・エミリア教育)」がある。

 最近ではこのレッジョ教育に注目が集まり、保育士や保護者まで関心が広がるが、これまで沖縄県内では、レッジョ・エミリア教育を取り入れた幼稚園や保育園はなかった。そんな中、今年4月にレッジョ教育を取り入れた幼児教育センター「Children’s Foundation・Okinawa」が浦添市に開園した。

 話題の幼児教育法「レッジョ・エミリア教育」とは?、どんな活動をするのか、Children’s Foundation・Okinawa レッジョ・エミリア・幼児教育センターのWebb Saekoさんに話を聞いた。

イタリアの「レッジョ•エミリア・アプローチ教育」とは?

 レッジョ・エミリア教育は、幼児教育法として世界中から注目されている教育法で、世界のトップ企業「Google」の本社に併設された付属幼稚園にも導入されている。

 レッジョ・エミリア教育は、個々の個性や意思を尊重しながら、子どもの表現力やコミュニケーション能力、探究心、考える力を養うために「プロジェクト活動」「自由なアート活動」「ドキュメンテーション」といったアプローチを設けているのが特徴として挙げられる。

自主性を尊重したプロジェクト活動

 プロジェクト活動では、今子どもたちが何に興味、関心があるかを日々の保育活動で観察し、テーマを決める。そして、そのテーマに沿って、国語や算数、理科、社会、音​楽、アートなどの教科を横断しながら、学んでいく。テーマによっては数ヶ月かけて様々なことを学んでいく。活動を通じて子どもたちが自ら学ぶことで、自律性や表現力、探究心が身につく。

 例えば今年の8月は、子ども達の興味・関心から「プラスチック」と活動のテーマを決めた。

 プラスチックのゴミ問題について学び始め、私達に出来ることは何かをみんなで考え、次に、プラスチックが何から出来ているかやプラスチックのゴミ問題を本や動画を通して学んだ。

プラスチックのゴミ問題を学ぶ

 そして別の日には、グループで話し合い、プラスチックのゴミやポイ捨て、リサイクル、リドゥース、リユーズなどのポスター作り。子ども達から「近所のスーパーやコンビニに行って、貼ってもらえるか交渉したい」と意見が出ると、ポスター完成後にみんなで近所のスーパーやコンビニに交渉へ。

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