参加66人中10人が選手契約 沖縄舞台に初開催されたジャパンウィンターリーグ

 

来季はプロ含む「スキルアップリーグ」も開催予定

 第2回については、15歳以上の経験者(高校生、大学生、一般、海外)が対象となる「トライアウトリーグ」と、NPB、台湾プロリーグ(CPBL)、独立リーグ、社会人(JABA)を対象とした「スキルアップリーグ」の二つをほぼ同時期に開催する。トライアウトリーグに関して、既に今年11月25日~12月24日で開催期間が決定しており、4月1~30日に第一回申し込み受付を行う。

 一方、第1回ではスカウトされる可能性が未知数だったことや、JWL自体の知名度がまだ低かったこともあり、課題も残した。以下は事務局が挙げた三つの課題項目である。

①当初計画で120人としていた選手数が予想に反して高校、大学からの参加が一人のみだったことなどから、66人にとどまった。

②知名度不足で観客が平均で50人ほど、延べ約1,500人にとどまった。

③国内外のプロ選手が参加しなかった。

 ①の参加選手数は、今回選手契約の実績をつくったことで、既に次回開催についての問い合わせが国内外からきているといい、増加を見込む。②の観客数も、今後さまざまな組織とタイアップをしながら野球以外の催しも織り交ぜ、動員を図っていく。

 ③については、現在NPBや台湾リーグ、チーム関係者と調整を重ね、プロ選手の参加に向けて好感触を得ているという。また、欧州の野球スカウティングサイトと連携関係を築いたため、海外からの参加選手の増加も見据えている。

 「陽の目を浴びていない場所に光を」をコンセプトに掲げるJWL。鷲崎代表は今後に向けて「今回選手契約をした10人が今後、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)のメンバーに選ばれるかもしれません。5年、10年と長く続いていけば、ここからプロに行くのが当たり前というリーグになると思っています。今後もジャパンウィンターリーグの発展にご期待ください」と語った。

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長嶺 真輝

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ながみね・まき。沖縄拠点のスポーツライター、フリーランス記者。
2022年3月まで沖縄地元紙で10年間、新聞記者を経験。
Bリーグ琉球ゴールデンキングスや東京五輪を担当。金融や農林水産、市町村の地域話題も取材。

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