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働き方2.0芸人ニッキー⑥フリーランスだからこそ自分を律する
- 2022/9/16
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ダメ人間になる!?

例えばSNSなどでのフリーランスを目指す人向けの宣伝で「フリーランスになると好きな時間に起きれて、夜も夜更かし、毎日カフェで仕事をして、好きな人だけと仕事をする」というふうに優雅なイメージで描かれることがあります。でも、僕の脳内でその宣伝文句はこう変換されてしまったのです。
「好きな時間にダラダラ起きて、夜はゲームとかネットフリックス三昧、毎日高いカフェのコーヒーを注文し」
ダメ人間やん!!…と。はい、私、捻くれ者です。
そう感じてしまったのです。でもそれは僕の経験からも来ている考えです。僕自身がダメ人間になりそうだったのです。会社にいると毎日出勤し、生活リズムが整えられますが。出勤する会社がないとそこのリズムが乱れます。僕は夜に飲むお酒の量が増え、仕事がない日は昼から酒を飲み始め、最終的には仕事中に「早く帰ってお酒を飲みたい..」と思い始めたのです。
ダメ人間やん!と自分で思ったことが時間や生活リズムを整えないといけないと決めたキッカケでした。
そして、どう具体的にそのリズムを整えているか。僕の答えはスケジュールや予定を入れることにより、強制的に生活のリズムを矯正することでした。朝に仕事のミーティングを入れたり、運動をしたり、人に会ったり。
僕は生活リズムを正すために朝6:00起きを意識しています。起きたらすぐ仕事に取りかかり終わって運動をしたり。時期によって気持ちと時間にゆとりがある時は知り合いのところで働かせてもらったりしています。お笑いはとても神経を使う仕事なのでいい息抜きになっています。お金のために仕事をするのではなく生活リズムを整えるために仕事をするという発想です。仕事を使って生活リズムを矯正する、そしたら前の日に飲めなくなりますからね。これが僕の解決法でしたが、人によって朝は家族のために朝ごはんを作るとか家事を朝全部終わらせるとか、それぞれの生き方に合わせてカスタマイズすればいいと思います。
「コンフォートゾーン」を抜け出して自分で成長する

そしてフリーランスで活動していて感じたことは、ついつい怠けたくなってしまうということです。自分で働くペースを決められる分、ラクしたくなるんです。成長の機会を逃してしまいます。
会社にいたときや団体に所属していたときは先輩や上司にお願いされた仕事が成長の機会になっていたと思いますが、それがなくなります。
フリーランスとして依頼される仕事はすでに実績も残していて問題なくこなせるものが大半です。新しいチャレンジではありません。このような挑戦がない働き方をしているといつか誰かに求められなくなってくると思います。新しい仕事に挑戦するときは、報酬は少なめでも自分の慣れている分野「コンフォートゾーン」から抜け出すためいろんなジャンルの仕事に挑戦するようにしています。挑戦して失敗してもいい、失敗したら次のお笑いライブや営業トークで使っちゃおうって思っちゃいます。
今回は独立して一年の僕が経験した体験談をもとにフリーランスになって感じたデメリットをお伝えしました。僕もまだまだですが、これからも自分の経験を通してフリーランスのメリットだけではなくデメリットもどんどん記事に載せたいと思います。記事を読んでくれたフリーランスの方もたくさん情報をコメントなどでも配信してくれたら嬉しいです。フリーランスになって大変な事はたくさんありますが、一緒に頑張りましょう!!