【参院選】「平和で豊かでゆとりある沖縄を」 再選の伊波氏一問一答

 
当選を受けて、報道陣の質問に答える伊波洋一氏

 7月10日の第26回参議院議員通常選挙で2期目となる議席を守った、沖縄選挙区の無所属現職・伊波洋一氏(70)。約3,000票という僅差を制した当選後、報道陣の質問に答えた伊波氏の一問一答は以下の通り。


「この勝利を大切にしたい」

 ―当選を受けての感想を聞かせてください。

「今日の接戦を見て、政府の圧力は強かったんだなと思いました。それを各地域ではねのけて、勝利を実感として感じました。これまでの選挙で(オール沖縄としては)4自治体が負けているわけですけれど、従来の保守地盤も含めて、今回は地域地域でしっかり住民に対して伝えてそして勝っていったと思っています。この勝利を大切にして、向こう6年間は平和で豊かでゆとりある沖縄に向けて、玉城デニー県政と地域の人たちとともに歩んでいきたいと考えています」

 ―当確の際には奥様と抱き合った姿も見られました。これだけのデッドヒートをどんな気持ちで待っていましたか。

「淡々と見守っていきたいと思っていましたが、その淡々が心臓に悪かったですね。各地域でどんどん票が開き、終盤で那覇市の票差を確認して勝利への実感を味わえました。各地域での県民の思いが、運動の結果として出たと思っています。私たちは政府に対して県民の民意を盾に今回の選挙をしましたので、その勝利は極めて大きいと思います。復帰50年という節目の年に、次の50年に向かう1年にしようということを強く訴えてきましたので、屋良建議書にあった『基地のない平和な沖縄』を目指して、という思いで歩んでいきたい」

 ―県民の「NO」という民意についても触れていましたが、これから県民の声にはどのように向き合っていきますか。

「私はこれまでの6年間で170回以上の質疑をしながらそのことを強く求めてきましたけど、政府は沖縄の問題を無視しているんですね。本来合意されていて、政府の義務であることを自らしようとしない。そのことを明らかにしながら、再検討させていくということに取り組んでいきたい。今回の選挙は沖縄がこれ以上政府に無視されるような存在ではないということを示していると思います。
 大きなお金を出しながら、経済的に優位なことをやってあげるからというような話もありますけども、沖縄は自らの足で立って自分たちの良さを大事にして発展をしていく。そういう流れを新しい振興計画に沿って、玉城デニー県政のもとで取り組んでいくことを国政の場からしっかり応援していきたいと思います」

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