【参院選】有権者が求めることは? 選挙戦折り返し、街頭で聞いてみた

 

多様な主張を評価 政党政治、保革対立に拒否感も

 河野氏が6月28日に那覇市内で行った街頭演説で、のぼりを手にしていた支持者の60代女性は「自公政権は国民の声に耳を傾けずに、勝手に(政治のことを)決めている」と、既存の政党政治の枠組みから脱却を目指す参政党に共感している。重点政策の一つである「食と健康」について、自身が2人の娘をしっかりと育ててきたという自負から「朝食がコンビニ弁当だという中高生も多い。親が作ってあげるべき」との思いを共有している。

 「川満しぇんしぇ~」のキャラクターで知られるローカルタレントの川満聡さんも応援弁士としてマイクを握った。「今までの沖縄は保守と革新で分かれていたから(もし表明すると)『あんたはあっちね?』と言われて大変だった」と語り、参政党が謳う“保守と革新の大調和”に期待を寄せている。

イメージ写真

 6月26日、本島中部。国の省庁をスリム化する必要性や減税を訴える金城氏の街頭演説を熱心に聞いていた男性(34)に支持する理由を聞くと「減税です」ときっぱり。「ガソリンスタンドに行っても、スーパーに行っても物価高がすごい。減税は生活に貢献できると思う。政府の無駄も省いてほしい」と求める。

 友人の女性(27)は、金城氏が中国や北朝鮮の脅威を念頭に宮古島や石垣島の先島に自衛隊の防衛力強化を訴えていることに触れ、「ロシアのウクライナ侵攻に関連して、ツイッターのトレンドで『台湾有事』とかも出てくる。沖縄との近さを考えるとやっぱり不安です」と表情を曇らせる。「中国の船もしょっちゅう日本の領海に侵入してる。しっかり対応してほしい」と語気を強めた。

 「NHKをぶっ壊す」という”ワンイシュー”を掲げる山本氏は街頭での演説は行っていないが、SNSを通じて「NHKをぶっ壊すは『情報開示』『メディア改革』『報道の自由化』など色々な意味があるのかなと思います」「沖縄から国会に新しい風を吹かせてください」などのコメントが寄せられている。

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