劣勢に拍車 市長選3連敗のオール沖縄

 

焦点は沖縄市長選へ

 報道によると、石垣市長選の結果を受けて玉城知事は「住民の方々が選んだ結果であり、一喜一憂しない」と述べた。

 玉城知事は砥板陣営との連携を打ち出してはいたものの、一度も石垣に応援入りすることはなかった。市民主体の選挙を打ち出す戦略上、砥板陣営が知事を呼ばない選択を取ったためだ。ただ、中山氏と砥板氏の差は2454票と「予想外に詰められた結果」(中山陣営)となっており、知名度のある知事が石垣に駆けつけていれば情勢が変わった可能性もある。ともあれ、市長選の敗北は玉城知事にとっても痛手となった。

 次の焦点は4月24日投開票の沖縄市長選となる。アリーナ整備などの実績を引っさげて3期目を目指す現職の桑江朝千夫市長(66)に対し、オール沖縄勢力は人選が難航。投開票まで3ヶ月を切ってようやく、引退予定だった市議の森山政和氏(73)が出馬を引き受ける形で調整がついた。目下3連敗中のオール沖縄勢力だが、沖縄市長選はこれまでの市長選と比較しても「一番厳しい選挙」(関係者)と見通す。

沖縄市役所

 沖縄市は玉城知事が衆院議員時代となる前に市議会議員だったこともあり、長く活動拠点を置いてきた「お膝元」の地域でもある。ましてや今回の選挙は夏の参院選を前にした最後の市長選となる。オール沖縄勢力が一矢報いることができるのか、はたまた4連敗となるのか、結果がもたらす影響は大きい。

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