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地元らしさを追求したデザインとは 上本部学園の校章・制服リニューアル
- 2020/9/13
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2020年4月、県北部の本部町で町立の上本部小学校と上本部中学校が統合し、小中一貫教育校の上本部学園が開校となった。同校はそれを機にデザイナーらを起用して、校章・制服を一新し、イメージキャラクターまで製作している。地元のシンボルや学校の指針をデザイナーらはどう取り込んだのか。
「子どもたちが誇りをもって学校生活を過ごせるように」
新デザインに携わったのは県内のデザイナー2人。
校章とイメージキャラクターデザインには、琉球ゴールデンキングスのゴーディーやFC琉球のジンベーニョなど、数々のキャラクターデザインを手がけてきた株式会社DOKUTOKU460 代表取締役・城間英樹さん、制服デザインには、オリオンビールのキャンペーンガール衣装やJR九州ホテルズ直営ホテル(※別府温泉−竹と椿のお宿−花べっぷを除き、県外含む12ホテル)制服デザインなどを手がけ、自身のファッションブランドHIGAも展開する比嘉一成さんがそれぞれ担当した。
今回のリニューアルには、学校長だけでなく保護者や地域、子どもたちの思いも汲み取りながら、およそ半年間かけて制作された。上本部学園の小渡克彦校長は、リニューアルの趣旨についてこう語る。
「学校の制服や校章、イメージキャラクターが、おふたりのような著名なデザイナーに熱い想いをもって制作いただいたことによって、子どもたちが誇りをもって学校生活を過ごすきっかけになればと思っています。また、今後上本部学園が様々な面で、本部町の先進的なモデル校として発展して欲しいという願いもあります」