コロナ禍での都市対抗野球 沖縄県予選① 9年ぶりエナジック優勝

 
先制ホームインしたエナジックの國吉竜也選手

 社会人野球の象徴、第92回都市対抗野球大会沖縄県予選の決勝戦が8月21日、ANA BALL PARK浦添で開催され、エナジックがシンバネットワークアーマンズベースボールクラブ(以後シンバ)を3−0で破り優勝、9月28日からの第2次予選九州大会進出を決めた。

 エナジックは、2回戦で、沖縄県勢の絶対王者「沖縄電力」を1−0で破って勝ち上がり、決勝では、創立2年目の勢いのある「シンバ」を完封勝利でねじ伏せ、9年ぶりに第一代表権を獲得した。

自分たちの野球を貫く

 エナジックは、今年5月、日本選手権九州大会で、九州三菱自動車に3−13で7回コールド負けの大敗を喫し、チームの士気が一気に落ち込んだ。その後も負けが続き、技術より気持ちを変えないといけないと、キャプテン藤村捷人選手は毎日ミーティングを開く事を決意。

「都市対抗に出場するってあいまいに思うだけでなく、本気で向かおうと。今の野球をしていたらいけない。守りからリズムをつくって攻撃に繋げる“自分たちの野球”を貫き通そう。冷静に力を発揮しよう」と、毎日口酸っぱく仲間に話した。当初はふ〜んと聴いていただけの選手たちも、毎日言葉にすることで、どんどん本気度が増していったそうだ。

 石嶺和彦監督は「そろそろ選手一人一人にどう思っているのか聴こうかと思っていた矢先に、選手が自ら動き出した。目の色が変わっていってチームの雰囲気がどんどん良くなっていったね」と見守るだけだったという。

エナジック山下星也投手
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