石垣島「まちのコイン」が実現する“地域資本主義”とは

 

なにが実現できる?

 まちのコインは地域活動を活発にするだけではなく、「お金以外の価値指標」をつくることで、これまで労働力として活躍できない、いわゆる”生産性がない”と言われてきた人の尊厳を見出すことも目的のひとつだ。労働だけが価値ではない世界観を構築することができれば、SDGsの根本理念である「誰ひとり取り残さない」ことへの貢献にも繋がるのではないだろうか。

 さらに、まちのコインではアプリ内で自分が行った地域活動が「SDGsのどの項目を果たしたのか」が分かるよう、SDGs達成を可視化するグラフ機能を搭載している。

 SDGs貢献度を可視化することにより、地域活動へのモチベーションやSDGsの“自分ゴト化”に繋がるのも利点である。

なぜ石垣島なのか

 地域の自治体や民間企業にアプリを仕組みごと買い取ってもらう形で事業を展開するカヤックだが、今回、石垣島での運用を担う事業者として、100%子会社であるカヤックゼロを石垣市に設立した。

 石垣島はカヤック創業メンバーにとって、特別な思い入れがある島だ。移住者が多く、旅行客も多いため、まちのコインの特徴やこれまでの知見を活かした街づくりができるのではないかと、2021年5月にカヤックゼロを設立した。

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