免疫アップにも!自宅で受け取れる豆腐のサブスク

 
毎日SOYまーる 沖縄ニュースネット

 大豆加工所として島豆腐の製造・販売を行う三代目池田屋(有限会社池田食品)は5月14日より豆腐のサブスクリプション「毎日SOYまーる」サービスを開始した。

 緊急事態宣言は全国的に解除となったものの、第二波・三波の可能性を考えると、未だ油断できない状況が続く。まだ新型コロナウイルスの懸念がある中で、自宅で過ごす時間が増えた人や健康への関心が高くなった人は多のではないだろうか。そんな外出への懸念と健康への関心、そのふたつの需要を汲み取って実現したのが、豆腐のサブスク「毎日SOYまーる」だ。

 実際に自称健康オタク(?)の筆者が契約してきたので、その詳細をお伝えしたい。

豆腐のサブスクリプション「毎日SOYまーる」とは

 サブスクリプション、略してサブスクとは、定額料金を支払うことで、製品やサービスを一定の期間に利用することができることを言う。「毎日SOYまーる」のサブスクの内容はシンプルだ。契約を交わすと家に専用ケースが設置され、そこに毎週三代目池田屋の商品が届く。サブスクと言っても商品が決められているわけではなく、好みの商品を毎週注文することができる。

 利用条件は3つ。

①月3000円以上の商品購入

②最低1か月の契約

③事務手数料月300円(税抜き)

 設置費や入会費、配送料はすべて無料だ。三代目池田屋の商品は通常、移動販売カーでの販売が主となっているため、販売カーのエリアに住んでいない人や時間が合わない人にとっても、定期的に三代目池田屋の豆腐が食べられるというメリットもある。筆者が個人的に惹かれたのは、毎週半強制的に豆腐を食べることによる健康への効果だ。また、元エステシャンとしては、豆腐イソフラボンが持つ美容への効果も見逃せない。

契約から自宅に届くまで

 ここからは実際に体験した内容を順を追って紹介したい。まず電話にて契約したい旨伝え、希望日時に担当者に来てもらう約束を取り付ける。当日は契約に関する説明を聞き、問題なければ契約書と注文書を記入する。私の場合、説明~契約までおよそ30分程度で終了した。

 契約の際、支払方法は2種類から選択できる。一つは現金支払いで、家に施錠のキーボックスを設置し、その中に毎週注文分の現金を入れておくという仕組み。

毎日SOYまーる 沖縄ニュースネット

 二つ目は口座引き落とし。現在は琉球銀行のみの契約なので、予め琉球銀行の口座情報を用意しておこう。また引き落としの選択をしても、しばらくは現金での支払いが必要となるので、キーボックスの使い方の説明はしっかり聞いておこう。

 記入する書類は基本2つ。「契約書」と「注文書」だ。口座引き落とし希望の場合のみ、口座情報を記入する用紙が追加となり、3つとなる。

毎日SOYまーる 沖縄ニュースネット

 注文書には注文可能商品のフライヤーもついてくるため、写真付きで分かりやすい。その日は来週分の希望商品を記入する。ちなみに賞味期限は長いもの(できたてのもの)から選んでくれるらしい。

 三代目池田屋の商品は島豆腐やゆし豆腐、厚揚げ豆腐などはもちろん、おからサラダや濃厚豆乳、豆腐ティラミスやチーズケーキ、SOYラー油など、様々なアレンジ商品があることも魅力だ。ちょっとしたデザートも豆腐で作られているということで、ダイエット時の罪悪感が少なくて済む。

 契約書・注文書の記入が完了すれば、担当者が書類を持ち帰り、契約は完了。不備があった場合も後日、納品商品に混ざって修正が依頼されるので、書類の不備のために商品の到着が遅れるということはない。

 商品は翌週の決められた曜日に届けられるが、曜日・時間の指定は不可。「毎週●曜日」は地域によって異なるため、説明時に確認しよう。最初の配達時、商品の中に名刺が入っているため、もし決められた曜日で不在の週があれば、担当者の直通番号に連絡できるので安心だ。

 時間指定はできないが、保冷ボックスに更に保冷剤も入っているため、19時に確認したがしっかり冷えていた。

毎日SOYまーる 沖縄ニュースネット

 サブスクのメリットは、何といっても届いた瞬間のわくわく感にあるだろう。自分で選んだ商品とはいえ一週間も経てば注文用紙に何を書いたか忘れるので、毎週のささやかな楽しみができた。

 余談だが私は第一回目、間違えた金額をキーボックスに入れてしまいお金が足りていなかったのだが、担当スタッフの方が金額に合うように商品を一部調整してくれた。(2品抜いて合うようにしてくれた)

 最後に、三代目池田屋の豆腐はとてもこだわって製造されている商品だ。県内で製造される島豆腐のおよそ9.7割がアメリカ産大豆を使う中、国産の大豆であることに加え、島豆腐に合う大豆を吟味したうえで滋賀県産の「タマホマレ」を使用している。

 にがりや塩についても県産のものを使用し、品質はもちろん地産地消であることも重要視している点も魅力だ。

 「身土不二」という言葉がある。人間の体は住んでいる風土と切り離せないという考え方で、食の思想として「その土地のものを食べ、生活するのがよい」という意味で使われている。地域のものを食べる喜びも味わえる、豆腐のサブスク。この機会に契約してみてはいかがだろう。


関連記事

おすすめ記事

  1.  サッカーJ3のFC琉球が、第2次金鍾成(キン・ジョンソン)監督体制下の初陣を白星で飾った…
  2. 今季から琉球ゴールデンキングスに加入したアレックス・カーク(左から2人目)やヴィック・ローら=16…
  3.  FC琉球の監督が、また代わった。  サッカーJ3で20チーム中18位に沈む琉球は1…
  4. 戦前に首里城正殿前に設置されていたバスケットボールゴールを再現した首里高校の生徒ら=8月27日、那…
  5.  8月12日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール市民交流室は熱気が渦巻いていた。ステー…
宮古毎日新聞

特集記事

  1. 再びFC琉球の指揮を執ることになり、トレーニング中に選手たちに指示を送る金鍾成監督=19日、東風平…
  2. ヴィック・ロー(中央)の入団会見で記念撮影に応じる琉球ゴールデンキングスの(左から)安永淳一GM、…
  3. 沖縄県庁  沖縄県は、地域の緊張を和らげようと、4月から「地域外交室」を設置し、照屋義実副知…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ