第38代泡盛の女王選出 沖縄県酒造組合 喜友名、仲宗根、仲村さん

 
泡盛の女王に選ばれた(左から)喜友名さん、仲宗根さん、仲村さん=21日、ノボテル沖縄那覇

 沖縄県酒造組合(佐久本学会長)は21日、那覇市で「第38代泡盛の女王選出大会」を開催し、新泡盛の女王にツアーコンダクターの喜友名瞳美さん(31)=豊見城市=、那覇空港でインフォメーションのラウンジ業務を務める仲宗根夏希さん(23)=西原町=、兵庫県尼崎市の出身でNPO法人職員の仲村佑奈さん(25)=浦添市=の3人が選ばれた。

 同選出大会は応募総数22人の中からファイナリスト10人を選び、それぞれがステージでスピーチや特技披露などを行った。5人の審査員が質問を行うなどして「泡盛の女王」3人を決定した。

 同女王の栄冠を射止めた喜友名さんは「旅行業に関わってきたので、『泡盛ツーリズム』をさらに推進したいと考えている。バスケットボールなどスポーツ観戦と掛け合わせ、多くの人に触れるきっかけを作りたい。泡盛の女王と行く泡盛ツアーなどのアイデアで県内外に、その魅力を伝えていきたい」と抱負を述べた。

 泡盛マイスターの資格を持つ仲宗根さんは「泡盛をたしなんで3年になるが、初心者の目線で分かる点や、マニアの方までの幅広い層の気持ちが理解できる。多くの方に寄り添って、泡盛をさらに発信していきたい。3人で協力し、もっと泡盛を広めたい」と話した。

 祖父母が沖縄出身で、県立芸術大学で琉球古典音楽を学んだ仲村さんは「幼いころから沖縄の文化芸能、料理に親しんできた。『沖縄の顔』ともいえる女王に選んでいただいき大変誇らしく思う。泡盛を含め、沖縄の魅力を多くの人に知ってもらえるよう頑張りたい」と力を込めた。

 新女王3人は7月1日から活動を開始する。

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