注目の米大統領選 勝つのはそれでもトランプだ

 

世論調査で10ポイント以上差でも

 コロナが北米大陸に上陸、感染者が増えるとトランプは全く訳の分からないことを言って医学者や知識人の冷笑を買った。コロナの感染者が世界一となりその病で命を落とした者の数が20万人を超える事態となり、さらには、その責任がトランプの発言にあると言われてもトランプ支持者はそれを受け入れる心を持たない。

 トランプはコロナに感染し入院、治療を受け、短期間で退院するとすぐ選挙運動を始めた。この事に対し識者は、コロナを第三者に感染させる恐れがあると言ってトランプの軽挙を非難している。世論調査ではトランプは支持率でバイデンに10ポイント以上の差をつけられている。

 それでも私はトランプが勝利すると考える。それはなぜか。

 確かに支持率はトランプの言動を米国民が判断した結果である。だが、投票となると、我が国でも情実が影響するように、世論調査でバイデンを支持した白人が「しょうがない奴だが」と思いながらトランプに投票する。

「越鳥は南枝に巢くい 胡馬は北風に(いなな)く いずくんぞ人 近くを思い (かな)しまざらんや」

 同病相憐れむ、だからである。こう分析してみると、健康が悪化しない限り、トランプは選挙に勝つと考えられる。

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高江洲歳満

高江洲歳満

投稿者記事一覧

1934年、東京生まれ。北京で育つ。終戦後、両親の故郷である沖縄に帰国。中央大学法学部法律学科卒業。米国テュレーン法科大学院修士課程修了。那覇地検、福岡地検で検事を務める。退官後は弁護士として活動。96年から米国ワシントン州シアトルでも弁護士として活動している。

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