「父に見せられて良かった」J初ゴールの岡澤昂星&Jデビューの幸喜祐心 一問一答・FC琉球

 

「点を取りたい気持ちしかなくて、楽しかった」幸喜

試合終了後、ピッチで笑顔を見せる幸喜

ーどういう気持ちでピッチに入ったか。

 「点を取る気満々でピッチに入ったんですけど、1回もボールに触れなかった。ある意味、いいデビュー戦になったのかなと思います。10年後とかに『デビュー戦どうだったの?』って聞かれた時に、ボールに触ってないデビュー戦でしたと笑い話にできるような。ただ、もちろん悔しさはあります。今後チャンスがあれば、しっかり点を決められるように準備をしていきたいです」

ー監督から助言は。

 「常に前向きにプレーしろと言われています。僕の得意なプレーはターンなので、自分の良さをもっと見せて、恐れずに出していけと」

ー緊張はなかったのか。

 「いつもはスタンドから見てるので新鮮な気持ちでしたが、特に緊張はなかったです。2ー0で勝ってる状況だったこともあるとは思うんですけが、とにかく点を取る気持ちしかなくて、楽しかったです」

ー自身としては先発で出たい気持ちが強いのか。

 「もちろんです。スタメンで出れば一番評価されているということですので、スタメンを奪えるように頑張ってきたいです」

ーそのために何が必要だ思うか。

 「強度です。守備の強度だったり、一つ一つのプレーの強度が全然足りていないと思います。筋力もそうですし、一番は走力。90分戦えるように、もっと体を強化していきたいです」

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長嶺 真輝

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ながみね・まき。沖縄拠点のスポーツライター、フリーランス記者。
2022年3月まで沖縄地元紙で10年間、新聞記者を経験。
Bリーグ琉球ゴールデンキングスや東京五輪を担当。金融や農林水産、市町村の地域話題も取材。

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