「選手信じて仕切り直す」髙原直泰監督、一木立一の一問一答 4連敗の沖縄SV 

 

「狙い通りだった」先制点の一木

後半6分、先制点を入れてベンチへ駆けていく一木ら沖縄SVの選手たち

 先制点を挙げた一木の一問一答は以下。

ー得点シーンを振り返って。

 「ボールがこぼれてきたところでシュートのポジショニングに入れた。練習でもそういう場面があって、得点につながっていたので、狙い通りではありました」

ーチームは長らく得点できなかった。どんな気持ちで試合に入ったか。

 「点を取りに行くのはもちろん、戦術、気持ちの部分でチーム一体で戦うということを全員でやってきた。最後はやられちゃったけど、得点を取れたことは本当にうれしかったです」

ー攻撃で苦しむ要因は。

 「この間(1位の)Hondaとやって0-5で大敗したんですけど、ああいうチームは打ったシュートがやっぱり枠に行くんですよ。単純にシュートの上手さの差は感じます。あとは打てる位置にいるのに打たないとかも。ですので、今週は足をちゃんと振ってシュートを打つ練習もやってきました」

ーシュートで必要なことは。

 「ゴール前での冷静さや球際、ボールの予測とかですね。今日も得点以外の場面でボールがこぼれた時に予測がもうちょっとできていたら、間に合ってたかもしれない場面がありました。あとは気持ちの部分も大きいと思います」

先制点を挙げて喜びを爆発させる沖縄SVの選手たち

ーチームが上向きな感触はあるか。

 「そうですね。上向きではあったので、今日は最低でも引き分けで終わりたかったです。気持ち的にもどっとくる負け方でした。でもここで気持ちを落とさずにしっかり準備して、中断明けに戦える姿を見せたいなと思います」

ーこの1カ月はどんな練習に注力したいか。

 「今までやっていることを続けながら、試合に合うシチュエーションを作ってのシュート練習をしたいです。FWの選手は打ち込みもやっていきたいですね」

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長嶺 真輝

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ながみね・まき。沖縄拠点のスポーツライター、フリーランス記者。
2022年3月まで沖縄地元紙で10年間、新聞記者を経験。
Bリーグ琉球ゴールデンキングスや東京五輪を担当。金融や農林水産、市町村の地域話題も取材。

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