「得点王を目指す」FC琉球・白井陽斗 80m独走シュートが月間ベストゴールに
- 2023/7/21
- エンタメ・スポーツ
Jリーグが最も優れたゴールを表彰する「月間ベストゴール(6月度)」で、J3からFC琉球のFW白井陽斗のゴールが選ばれた。対象となったのは、6月3日にホームのタピック県総ひやごんスタジアムであったアスルクラロ沼津戦で見せた約80mを独走して決めたシュート。白井は初の受賞となった。
「世界に誇れる」ゴール
センセーショナルなゴールが飛び出したのは前半35分。自陣のペナルティエリア内で自らボールを奪うと、前方へ大きく蹴り出し、ドリブルを開始。持ち味の俊足でスピードに乗りながら、わずか2タッチでディフェンダー2人を交わし、最後は右足でゴール左隅に流し込んだ。白井にとって、今シーズンの初ゴールだった。
野田隆之介主将の2ゴールと合わせ、琉球はこの試合を3ー0で快勝した。
白井は「自分だけではなくチーム全員でとったゴールなので素直にうれしいです。まだシーズン半ばですが、チームとしてJ3優勝とJ2昇格を目指してやっています。個人としても得点王を目指すぐらいアグレッシブにやっていきたいと思います」とコメントした。
審査員からは「見ている人を『決めてくれ』という気持ちにさせてくれるゴール」「自陣から相手ゴールに迫るカウンターは世界に誇れる」などの選考理由が挙げられた。