“リバウンド王”クーリー、“守備職人”小野寺が契約継続!キングス

 
試合前のルーティーンを行う小野寺祥太(左)とジャック・クーリー©Basketball News 2for1

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは5日、2023-24シーズンに向け、昨シーズンに2年ぶり3度目のリバウンド王に輝いたジャック・クーリー、激しいディフェンスを持ち味とする“守備職人”の小野寺祥太との選手契約の継続を発表した。2人とも2019年の入団で、在籍5シーズン目に入る。

クーリー「非常にワクワクしている」

ゴール下で抜群の存在感を放つジャック・クーリー©Basketball News 2for1

 リーグ屈指のセンターであるクーリーは昨シーズン、平均12.7本のリバウンドを記録。得点面でも平均16.4点とチームトップの数字を残し、大黒柱としてチームの初優勝に大きく貢献した。以下はクーリーのコメント。

 「私たちが今季成し遂げた事を誇りに思っていますが、継続した成功を続けていくことを本当に楽しみにしています。私たちは将来へ向けて大きな目標を掲げていますし、世界でもベストなファンの皆さんの前でまた1年プレイできる事を非常にワクワクしています。今年の秋に、沖縄アリーナで皆さんに会えるのが本当に待ち遠しいです」

小野寺「チャレンジャー精神忘れず」

守備でチームに貢献する小野寺祥太©Basketball News 2for1

 1対1のディフェンスに定評のある小野寺は昨シーズン、58試合中39試合に先発出場し、チャンピオンシップ(CS)6試合も全てスターターでコートに立った。ファイナル出場を決めたセミファイナル第2戦ではスリーポイント3本を決めるなど、大舞台での活躍も光った。

 来シーズンに向けて「2023-24シーズンもキングスでプレーできることをうれしく思います。常にチャレンジャー精神を忘れず戦っていきたいと思います。来シーズンも皆さんと会場で会えるのを心から楽しみにしています。今後も応援よろしくお願いします」とコメントした。


長嶺 真輝

投稿者記事一覧

ながみね・まき。沖縄拠点のスポーツライター、フリーランス記者。
2022年3月まで沖縄地元紙で10年間、新聞記者を経験。
Bリーグ琉球ゴールデンキングスや東京五輪を担当。金融や農林水産、市町村の地域話題も取材。

この著者の最新の記事

関連記事

おすすめ記事

  1.  サッカーJ3のFC琉球が、第2次金鍾成(キン・ジョンソン)監督体制下の初陣を白星で飾った…
  2. 今季から琉球ゴールデンキングスに加入したアレックス・カーク(左から2人目)やヴィック・ローら=16…
  3.  FC琉球の監督が、また代わった。  サッカーJ3で20チーム中18位に沈む琉球は1…
  4. 戦前に首里城正殿前に設置されていたバスケットボールゴールを再現した首里高校の生徒ら=8月27日、那…
  5.  8月12日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール市民交流室は熱気が渦巻いていた。ステー…

特集記事

  1. 再びFC琉球の指揮を執ることになり、トレーニング中に選手たちに指示を送る金鍾成監督=19日、東風平…
  2. ヴィック・ロー(中央)の入団会見で記念撮影に応じる琉球ゴールデンキングスの(左から)安永淳一GM、…
  3. 沖縄県庁  沖縄県は、地域の緊張を和らげようと、4月から「地域外交室」を設置し、照屋義実副知…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ