キングス好調!6連勝で西地区単独首位を堅持

 
フリースローを放つキングスの田代直希主将=12月14日、沖縄アリーナ(長嶺真輝撮影)

 プロバスケットボールBリーグ1部西地区の琉球ゴールデンキングスが好調だ。

 12月14日に沖縄アリーナであった京都ハンナリーズ(西7位)とのホーム戦を81-65で勝利し、6連勝を達成。リーグ全体で最も勝率の高い16勝3敗で、西地区の単独首位を堅持している。インサイドで強烈な存在感を放つジャック・クーリーとアレン・ダーラムが得点、リバウンドで安定した活躍を見せているほか、ベンチから出るメンバーも試合を消化するごとに状態が上がってきている。

序盤で流れつかむ 内外から着実に加点

 今季初の水曜ゲームとなった京都戦は、序盤からキングスペース。先発の小野寺祥太やクーリーらがディフェンスでプレッシャーをかけ、簡単に得点を許さない。その間にジョシュ・ダンカンや松脇圭志のスリーポイント、今村佳太のドライブなど各選手が満遍なく得点を重ねて差を広げ、前半を49-26の大差で折り返した。

ゴール下で強さを発揮するアレン・ダーラム(左)

 後半に入ると不容易なオフェンスファウルやミスでリズムを失い、難しいシュートを打つ場面が増えた。我慢の時間帯が何度か訪れたが、要所でダーラムが着実にゴール下で加点するなどでリードをキープ。最後は出場時間の少ない植松義也や松本礼太もコートに立って登録メンバー全員が出場し、危なげなく勝ち切った。

 桶谷大HCは「ゲームの出だしは良く、マッチアップによっては若干のズレがあった部分もありましたが、しっかりディフェンスできており、前半は非常に良い形で終えることができたと思います。後半は何度か苦しいシュートを打つ場面があり、オフェンスを良い形で終える事ができず、ディフェンスにまで悪影響が出ていたので、次戦までに修正してきます」と振り返った。

強さの要因は「セカンドユニット」

 現在、キングスの強さを支えるのは状態の上がってきたセカンドユニットだ。1カ月近いリーグの中断後、11月中旬に再開してからはクーリー、ダーラム、岸本隆一、今村、小野寺のスターター以外の選手が一時調子を落とし、ベンチメンバーが主体の時は相手のディフェンスを崩せず、リズムが悪くなっていた。

チームを牽引する岸本隆一(左)と田代

 しかし、12月に入ってからはコー・フリッピン、松脇、田代直希らの状況判断やシュート精度、ディフェンスの強度が増した。出る選手ごとの特徴が発揮され、相手にとってより守りづらいチームとなっている。

 主将の田代も「セカンドユニットのメンバーが機能し始め、チーム全体のシュートチャンスが増えた。良い循環が生まれていると感じます」と好感触を語る。個人としても「チーム全体のオフェンスの流れが良くなったことで、自分自身のプレーも生きていると思います」と話した。

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長嶺 真輝

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ながみね・まき。沖縄拠点のスポーツライター、フリーランス記者。
2022年3月まで沖縄地元紙で10年間、新聞記者を経験。
Bリーグ琉球ゴールデンキングスや東京五輪を担当。金融や農林水産、市町村の地域話題も取材。

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