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キムタツコラム⑭ラジオ番組を持つことになりまして
- 2022/9/25
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今年、琉球新報のイベントに参加しましてね。僕のイベントではなく、毎週水曜日にまーちゃんが琉球新報社の一階でやっておられるイベントがあるんです。そこに出演しませんかと言われましてね。亡くなった祖母がいつも「誘われているうちが華。お誘いは断ったらあかんで」と言っていたものですから、僕は基本的にお仕事なり飲み会なりのオファーは断らないことにしています。まーちゃんのイベントにも嬉々として出かけていきました。
終了後、一緒に行った首里のすけさん(オリジン・コーポレーション代表)と焼鳥を食いながら飲みましょうということになりましてね。そのときに「ラジオやりませんか」と言われたんです。内容的には今回のようなトーク番組です。
酒席の話が具現化
僕は一度、FM宝塚でラジオ番組を持っていたことがあるんです。英語のいろんな表現をネタにしたトーク番組だったのですが、さすがに今回は自分の地元ではなくて沖縄でしょ。それに僕の場合、強烈な関西弁しか話せないでしょ。だから、ラジオ番組をさせていただくのは嬉しいんだけど、大丈夫なのかなぁと正直に申し上げました。すると首里のすけさんが「ひーぷーさんが一緒にやりたいと言っている」ということだったのです。
いやぁ、驚きました。だって、お会いしたことがなかったですから。それにかなり有名な方じゃないですか。まじか? 俺でいいのか? いろいろ考えました。でも、上にも書きましたけれども、お誘いを断るようなもったいないことはしたことがありません。幸いにしてスポンサーになってくださる企業(これについてはまた別のコラムに書きます)も現れましてね。そんなわけで、焼鳥を食いながらビールを飲みながら(首里のすけさんはビールじゃなくてハイボールだったが)話をしていたことが具体化したということです。
番組は、聞いていただければわかりますが、ひーぷーさんと僕がパーソナリティーでして、そこに毎回ゲストをお呼びします。そして、その方のこれまでの人生や沖縄ライフにまつわる面白そうなお話をうかがうといったトーク番組です。波乱万丈な人生を送ってこられた方もいらっしゃるでしょうし、破天荒な成功を収められた方をお呼びすることになるかもしれませんね。誰よりも僕自身が嬉しく思っています。
ちなみに最初(9月27日・10月4日放送回)のゲストは興南中学校・高等学校の我喜屋優先生。理事長兼校長兼野球部監督ですが、僕も灘校の野球部監督でしたから、どうしても野球中心の話になってしまいます。我喜屋先生が北海道時代に田中投手(楽天)を育てた経験、今年の夏の大会の9回裏に考えたこと、はたまた沖縄の教育のことについて、いろんなお話をうかがっておりますので、我喜屋先生のトークを楽しみにしておいてください。
火曜日19時半ラジオ沖縄!
それにしても、ラジオ番組って難しいもんですね。テレビの場合だったらひな壇に何人かの芸人さんがいて、多少黙っていても問題ないじゃないですか。そこにいることが視聴者には理解できますからね。ラジオの場合、頷いているだけでは自分の存在が消えますでしょう。ひーぷーさんのようなプロフェッショナルだと心配ないんでしょうけれども、僕は久しぶりですしねぇ。それに我喜屋先生はしょっちゅうお会いしているから大丈夫なのですが、そのうち初めてお会いする方のお話をお聞きする日が巡ってくるはず。あまりにも話にのめり込んでしまって、僕が「ほぉ~」「へぇ~」「そうなんや~」しか言わないようだと、せっかくの冠番組なのにクビを宣告されることになるかもしれません。かと言って、ゲストのお話をうかがう番組なのに、僕が話し過ぎるのも駄目でしょう。話をする割合とでも言うのでしょうか、分量とでも言うのでしょうか、いい塩梅になるまではしばらく時間がかかってしまうかもしれないなぁと思っています。皆さんにはそこのところを生暖かく見守っていただけると助かります。
ひーぷーさんとラジオ沖縄のスタッフさんたちが本当に温かいので助かっています。気楽にやってくださいと言われておりますので、そのお言葉に甘えることにします。いずれにしても、楽しい番組にしますので、毎週火曜日19時半にラジオ沖縄を聞いていただければ嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。