那覇でバスケW杯1年前イベント 大型カウントダウン時計設置

 
お披露目されたカウントダウンクロックの前でガッツポーズする関係者たち=8月25日午後、那覇市テンブス館前

 来年、沖縄を含むアジア3都市で開かれる「FIBAバスケットボールワールドカップ(W杯)2023」の開幕まで、8月25日であと1年となることを受け、国際通りの那覇市テンブス館前で記念イベントが開かれた。開幕までの日数と時間を刻々と刻む大型時計「TISSOT カウントダウンクロック」が屋外に設置され、W杯組織委員会の会長を務める日本バスケットボール協会の三屋裕子会長や、県内関係自治体の首長らが参列して大会への機運向上を図った。

沖縄アリーナで20試合 県内外に周知

 W杯は来年8月25日~9月10日、沖縄、フィリピン、インドネシアで開催される。史上初の複数国による共催となる。スポーツ観戦施設として国内最新鋭の設備を備える沖縄アリーナが会場となる県内では、8月25日~9月3日に計20試合が実施される予定だ。

沖縄での試合会場となる沖縄アリーナ

 今回設置された時計は縦横各5メートルで、高さ4メートル。県内外の人にW杯の開催を周知することを目的に、来年の開幕まで1年間、テンブス館前に常設される。同施設にもともと設置されている大画面でも大会の関連動画を流す予定だという。

 大会組織委員会は2020年に大会ロゴを発表し、21年に予選抽選会の実施、今年6月には開催国名の頭文字を取った大会公式マスコット「JIP(ジップ)」を発表するなど、PRに努めている。今年2月に国内で限定販売した特別チケットは1時間で予定枚数を完売するなど、徐々に注目度が高まっている。

「沖縄の魅力」世界に発信

軽快なトークを繰り広げる三屋裕子会長(左)と馬瓜エブリンさん

 組織委員会を代表して挨拶した三屋会長は「世界トップレベルの選手たちをアジアに迎え、最高峰の試合をお届けします。国内、世界から沖縄に足を運ぶファンとカウントダウンをしながら、バスケの魅力、沖縄の魅力を届けるべく、大会開催に向けて万全の準備を進めてまいります」と力を込めた。

 県文化観光スポーツ部の宮城嗣吉部長は、県と関係自治体でつくる開催支援協議会の会長を務める玉城デニー知事の挨拶文を代読し、「本大会を契機として、今度のスポーツの大規模な国際大会の開催に繋げていきたい」と決意。設置された大型時計を作製し、FIBAの公式タイムキーパーであるTISSOT(ティソ)の関係会社、スウォッチグループジャパンのハイディ・シュ社長は「ティソを代表し、大会の大成功をお祈りします」と述べた。

 セレモニーの後には、三屋会長と、昨年の東京五輪でバスケ女子日本代表の銀メダル獲得に貢献した馬瓜(まうり)エブリンさんによるトークショーも開かれた。米プロバスケNBAの大ファンという馬瓜さんは、大会に向けて注目の国や選手に言及。さらに沖縄で開催される意義を問われると「これは大事件です。世界各国のすごい選手が来るので、沖縄のバスケのレベルがめちゃくちゃ上がるんじゃないかと思います」と満面の笑顔で語った。

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長嶺 真輝

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ながみね・まき。沖縄拠点のスポーツライター、フリーランス記者。
2022年3月まで沖縄地元紙で10年間、新聞記者を経験。
Bリーグ琉球ゴールデンキングスや東京五輪を担当。金融や農林水産、市町村の地域話題も取材。

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