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働き方2.0芸人ニッキー①働き方に「正解」などない!
- 2022/6/16
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一般的には事務所所属タレントだと、事務所を通してギャラもしくはお給料という形で一定の金額を毎月いただける。会社員だと給料としてお給料をいただけるのと同じです。
事務所にもよりますが、相場が4割〜6割、ギャラの大体半分ぐらいのお金をいただける。はい、全然言っちゃいます。ていうか、ネットで調べればすぐわかるんで(笑)
会社員の給料の相場もみんな大体はわかりますよね。具体的な会社の給料が知りたければ、これもネットで調べればすぐわかります。(笑)
はい、大体ネットで調べればわかります。全部ネットで筒抜けですね、コワいコワい。
それを踏まえた上でフリーランスはどうなのか考えていただきたい。
フリーランスで直接交渉で仕事をすると、10割のお金をいただける。そして、ネットで調べた会社員の平均の給料額以上の金額をいただけると、一般的には儲かっているということになるでしょう。
ですが、最も大事な事があります。「そもそも仕事があるのかどうか」なのです。
ギャラを100%もらえても、いくらギャランティを高くしようが、仕事をお願いされない限り、収入はゼロなのです。なので、仕事がある人はあるし、ない人はない。「儲かりまっか?」という質問に対するすっごくがっかりするお答えになると思いますが、人によります、ピンキリです。
ですが「これでいいのか?」と感じている事があります。他の仕事もそうだと思いますが。
仕事が集中してある人にはある、ない人にはない。特にタレントはそうです。金銭的な格差が生じていると思います。そしてコワいことに、いつ自分が格差のどの位置にいることになるかわからない。フリーランスであれば特にそうです。
儲かっていて、売れてて、調子がいい時期から、一瞬で辛い状況に落ちる可能性がある働き方なのです。
フリーランスという働き方は直接交渉でギャラは全部いただける、会社員のように収入の上限もない、うまくいけば儲かるかもしれない。何より自由です。ですが自由に伴う責任が強くのしかかる、ある意味孤独な働き方なのです。
働き方2.0
また違う機会に詳しく書いていこうと思っていますが、事務所所属とフリーランスそれぞれの良し悪しがあります。
そして僕が提案したい新しい芸能の働き方があります。
会社によって呼び方が異なりますが、「業務提携」や「エージェント契約」を取り入れた働き方です。僕も業務提携を行なっている事務所があります。
事務所所属とフリーランスをハイブリッドにした働き方だと僕は思っています。これが、芸能やタレントの新しい働き方2.0 、そしていつか主流になると僕は考えています。
どのような働き方か簡単にお伝えすると、フリーランスのように自分で交渉した仕事は自分で進め、事務所がとってきた仕事は事務所に手数料を支払い仕事を進める形になります。
自分で交渉が難しい時にはあえて事務所に手数料をお支払いして、交渉をお願いすることもあります。ですが、マネジメントは自分で行い、事務所には頼れない所もあります。
事務所所属だと面倒を見てくれていた部分が、自由が増えた分自己責任が増えます。問題を起こした場合には事務所ではなく、完全に個人の責任です。
事務所やエージェントとは「対等にパートナー契約を結んだ」という形だと僕は思っています。シナジー効果と言いますが、事業間の相乗効果を促す形です。
これが芸能だけではなく、一般企業にも浸透していくと思っています。なぜなら、このフリーランスでありながら会社と契約を結ぶ「業務提携」という形が、現在の社会状況と合っているからです。
新しい働き方の定着を日本政府としても目指していることや、終身雇用システムを取りやめる企業が出ていることからも、そう言えると思います。
あなたの働き方は?
今日はフリーランス、会社所属、業務提携など色々な働き方を紹介致しましたが、それぞれのメリットやデメリットがあります。誰にでも当てはまるような「正解」の働き方などないはずです。
自分が生きたい人生を考え、それに合う働き方を選ぶ事ができれば、自分に合ったライフスタイルが作れると思います。
次回からは他業種でフリーランスに活動する方にお話を聞いたり、さらに深く新しい働き方について学び、シェアし、一緒に成長していきたいと思います。
お楽しみに!