サッカーFC琉球がJ3降格のピンチ 今こそ「琉球一心」!

 
群馬戦の試合前に集合写真を撮る選手たち=16日、タピック県総ひやごんスタジアム(長嶺真輝撮影)

 サッカーJ2リーグに所属するFC琉球が大ピンチだ。

 1シーズン42試合中、現在11試合を消化して1勝2分け8敗の勝ち点5で22チーム中最下位の22位に沈んでいる。

 J2は年間成績の1位と2位がJ1に自動昇格する。3位から6位の4チームはプレーオフを行い、勝者はJ1の16位との入れ替え戦に勝てば、晴れてJ1に昇格することができる。一方、J2の年間21位と22位のチームは1つ下のカテゴリーであるJ3に降格するというレギュレーション。つまり、現在降格の大ピンチということだ。

 「まだ」42試合中の11試合と思うかもしれないが、今の琉球にとっては上手くいかない試合が続いていて、「もう」11試合も消化してしまったという感情になってしまう。ここからはやや辛めに書こうと思う。

ミスの多さ課題 四川麻婆並みの辛口批評

選手たちにエールを送る筆者

 料理でいうと四川風麻婆豆腐くらいの辛さで書くと、具体的に今シーズン上手くいっていない点は、まずミスが多過ぎる。パスミスやボールを受けるトラップミスなど基本的なプレーのミスが目立つ試合が続いている。パススピードも遅く、相手にとってはプレッシャーをかけやすい状況に陥っているように見える。

 そしてホーム戦でいまだに勝てていないことで、選手はもちろん、応援している我々サポーターも悔しいし、悲しい。直近で7試合勝ちがない試合が続き、選手たちのメンタル面も少なからず影響しているのか、ピッチ内やベンチから聞こえる指示や仲間を鼓舞する声があまり聞こえなく、覇気がないように感じてしまう。

 今年のキャンプはコロナ陽性者が複数出た影響で、思うようなキャンプができていない事もあり、喜名監督も選手起用や戦術の浸透に時間がかかり苦しいと思うが、それでも試合はやってくるのでどうにか打開するしかないのだ。

十分な個の能力 歯車噛み合えば上位進出

復帰後、好調を維持する田中恵太(右)=16日(長嶺真輝撮影)

 打開する方法はとにかく勝ちという結果をもたらす事。今シーズンはミスが多いと先述したが、選手個々の能力を見るととても残留争いをしているチーム選手層ではなく、上手く歯車がかみ合えば上位進出できるメンバーなのだ

 現に昨シーズンの11試合を消化した時点の順位は9勝1分け1敗の勝ち点28で2位。そのまま14試合消化までは2位をキープし、28試合消化時点でも3位と激しい昇格争いを繰り広げていた。最終的には9位まで順位を落としが、シーズンの半分以上を昇格の有力候補としてJ2の主役を担っていたチームだ。やればできるチームである事は昨シーズンに証明している。

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