岸本「ココナッツスリーをかましたい」 Bリーグオールスター沖縄で開幕、14日まで
- 2024/1/12
- エンタメ・スポーツ
プロバスケットボールBリーグの「ALL-STAR GAME WEEKEND」(オールスターゲーム)が12日、沖縄市陸上競技場で開幕した。沖縄開催は初めて。同日は琉球ゴールデンキングスの岸本隆一や今村佳太らによるトークショー、沖縄出身バンド「ORANGE RANGE」などによる音楽LIVEが行われ、県内外から訪れたファンを楽しませた。
オールスターは同競技場と沖縄アリーナを会場に14日まで行われ、13、14の両日はアリーナで選手たちによる各種試合やコンテストが行われる。本戦は14日午後3時15分開始で、「NHK BS」や「バスケットLIVE」などでも視聴できる。
「アカツキジャパン」川真田、井上がサプライズ登場
初日の12日は午後5時、石垣市出身の3人組「きいやま商店」のLIVEで幕開けした。その後、競技場内に設けられた「20FEET SHOOT CHALLENGE」に岸本、今村、辻直人(群馬クレインサンダーズ)が登場。通常の高さの2倍となる約6mの高さに設置されたゴールにシュートを放ち、会場を盛り上げた。
イベントの開催前にはちょっとしたサプライズも。昨夏に沖縄アリーナで開催された男子バスケットボールワールドカップに出場した日本代表「アカツキジャパン」のメンバーだった川真田紘也(滋賀レイクス)、井上宗一郎(越谷アルファーズ)が会場隅のブースに突然現れ、来場者と写真撮影をしたりしていた。
今村、ファンの3P期待に「がんがんダンクいきたい」
ステージで開かれたトークショーには岸本、今村、辻に加え、キングスU18から須藤春輝主将とエースの宜保隼也も登壇した。
「自分以外の選手で注目してもらいたいポイント」というテーマで、岸本はチームメートであるジャック・クーリーのスリーポイント、今村は名古屋ダイヤモンドドルフィンズの齋藤拓実による「へなちょこシュート」(フローター=浮かせたシュート)を挙げた。
来場したファンに見たいプレーを聞くコーナーでは、「スリーポイントが見たい」と言われた岸本が「ココナッツスリー(遠い距離から放つ3P)をかましたいと思います」と力強く宣言。同じくスリーポイントを期待された今村は「がんがんダンクにいきたいなと思ってます」と応じた。
ファンに混じってトークショーを楽しんでいたキングスのマスコット「ゴーディー」は、フリップで「隆一さん、ものまねしてください」とリクエスト。辻がスリーポイントを決めた時のポーズを真似すると、辻から「いや、俺やそれ!一番アンパイなとこいきましたよ」と突っ込まれ、会場から笑いを誘った。
13日も各イベントにキングス、日本代表選手が多数参加
2日目となる13日は、午後1時15分に沖縄アリーナで若手選手とアジア特別枠選手が対戦する「ASIA RISING STAR GAME」がティップオフ。キングスのカール・タマヨと渡邉飛勇がエントリーしている。
午後4時半に始まる各種コンテストでは、スリーポイントコンテストに岸本と宜保が参戦。辻や金近廉(千葉ジェッツ)、西田優大(シーホース三河)ら人気選手も多く登場する。ダンクコンテストでは母が沖縄出身のコー・フリッピン(群馬クレインサンダーズ)が2連覇を狙って出場する。
スキルズチャレンジにも河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)や篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)らが参加する。