FC琉球、倉貫ヘッドコーチが監督就任 「1年でJ2に昇格する」

 
代理監督を務めた試合で、ピッチに大声で指示を送る倉貫一毅ヘッドコーチ(当時)=6月11日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアム

 来シーズンからサッカーJ3に降格するFC琉球は28日、新監督に倉貫一毅ヘッドコーチ(43)が就任することを発表した。倉貫氏は2022年シーズンにも喜名哲裕氏からナチョ・フェルナンデス氏に監督が引き継がれる間の2試合で代理監督を務めた。

 倉貫氏は1978年11月10日生まれ。滋賀県出身。静岡学園高校を卒業後、1997年にジュビロ磐田でプロキャリアを開始し、ヴァンフォーレ甲府、京都サンガF.C.などでプレーした。2015年から指導者に転身し、徳島ヴォルティスでコーチやユース監督を経て、2022年にFC琉球のヘッドコーチに就いた。

 倉貫氏の就任コメントは以下。

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 今シーズンは喜名、ナチョ前監督の下でヘッドコーチをさせていただきながら、チームをJ3に降格させてしまい、本当に申し訳なく思っております。

 そんな中でもクラブから監督就任のオファーをいただきました。降格させてしまった責任をどう取るのか、といろいろと考えましたが、監督として1年でJ2に昇格することで責任を取るんだという覚悟を決めました。

 そして、FC琉球は結果だけでなく、内容でもこだわりをみせることが重要だと思っています。FC琉球らしく、攻撃的で魅力的なサッカーをピッチで展開し、たくさんのファン、サポーター、スポンサーの皆さんと喜び合い、沖縄県全体をサッカーで盛り上げていきたいと思います。


長嶺 真輝

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ながみね・まき。沖縄拠点のスポーツライター、フリーランス記者。
2022年3月まで沖縄地元紙で10年間、新聞記者を経験。
Bリーグ琉球ゴールデンキングスや東京五輪を担当。金融や農林水産、市町村の地域話題も取材。

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