ママの独立開業をサポート シェア型サロン始動へ 前山結女さん

 
改装して完成した共有スペース(同サロン提供)

 同時に、シェアサロンの入居者を募集すると、1ヶ月もしないうちに、希望者からの申し込みが相次ぎ、数ヶ月で全部屋の契約が決まった。マツエク・まつ毛パーマ、美容脱毛、ホワイトニング、パーソナルトレーニングなど美容や健康に関係した各業種が入る予定で、入居者半分が子育てママだ。

 シェアサロンSivillaは8月の開業に向けて「頑張る女性のサポートがしたい」をテーマにテナントの時間契約や子連れママが助かるサービス、転勤族で沖縄にいる間だけのママでも可能なサロン展開なども今後の視野にいれている。

更なる挑戦、託児所開業

 さらに、結女さんには、やりたい事がもう一つある。託児所開業だ。「ママが気軽に子どもを預けられる場所をつくりたい」と話す。

 「コロナ禍に加え、息子の夜泣きピークが重なり、夜中4から5回は起きて、1時間ギャン泣きも当たり前。人生で初めて顔も足も全身蕁麻疹ができて、今考えるとボロボロ状態だった」

 「蕁麻疹は薬でコントロールして、ようやくコロナも落ち着いたタイミングで美容室に行った。久しぶりの自分時間に久しぶりにヒールを履いて、久しぶりに自分のためにお金を使って、子ども以外の会話をする。蘇った感じがした」と話す。

 その自身の経験から「子どもに時間を使うことはもちろん大好きだけど、自分のためだけの時間も大切。自分時間を持つことで子どもとの時間がより愛おしいものになるし、家事や子育ての効率も良くなる」と話す。

 「私はコロナ禍で自分時間ゼロの生活になって、周りに預け先がいない人ってこんな気持ちなんだって気が付いた。次は、ママが自分時間をつくれる場を作りたい」とシェアサロンと並行しながら新たな挑戦に向けて動き出している。


<シェアサロンSivilla>
住所:那覇市おもろもち4-9-10ブギービル4F
インスタグラム:@sivilla_sharesalon

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安里 三奈美

投稿者記事一覧

ボリビア在住5年、2児の母。フリーライターとして観光や沖縄県系コミュニティーについてWEBや紙媒体で執筆、寄稿等を行う傍ら、家系図や家族史・自分史の制作会社の代表も務める。2011年に県系の若者をつなぐネットワークを構築、県系若者が集う大会を世界各地で開催。2015ミスうるま。著書に「刻まれた21cm」(文芸社)

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