紅一点、自分の強み「低い声」を活かす！

　バンド『What at lazz』は男性3人、女性は杏果さん1人だけの4人編成です。紅一点の中、他のメンバーの演奏にも負けずパワフルなボーカルで歌い上げるコツを聞いてみました！

「私の声は低い音域を得意としています。他のバンドの女性ボーカルは高い声で女性らしさを活かした楽曲を演奏したりしますが、私の場合は高い声で歌うと本来の良さを出すのが難しいため、可愛らしさや女性らしさよりも、かっこよさや強さといった歌い方を意識しています」

　男性ボーカルにも負けないかっこよさを出す為に、日々のボイストレーニングを欠かさないという杏果さん。自分の得意な部分をしっかり把握し、そこを活かす努力を怠らないバイタリティが、凛とした芯のある歌声を作り出しているんですね！

目標は「紅白に出たい！」

　バンド結成から4年目を迎えた今、杏果さんには確固たる目標があると言います。
　「このご時世ですが、目先の目標としては『コザミュージックタウン音市場』でワンマンライブをして、観客席を満員にすることです！そして、やっぱりベタですけど紅白歌合戦に出たいです！沖縄だけにとどまらず、世界に出ていく動きがしたいと思っています」

　コロナ禍で動きが鈍くなってしまう音楽アーティストも多い中、杏果さんは常に上だけを見据えて進み続けます。
　「大好きな音楽をする為に、マルチにタレント活動をしてきた中で『中途半端だね』という心無い言葉を言われた事もありました。でも私は今『What at lazz』というバンドのボーカルとして歌で想いを届ける活動ができています。それもこれも全ては今までの活動があるからです！チャンスと思える事全て経験してきて良かったと感じています」

　自分自身がチャンスだと思ったことに対して、素直に飛び込むことができる勇気が、夢への近道かもしれません。
　私も含め、エンタメを生業とする人たちにとっては思い通りに活動できないこのコロナ禍。そんな中でもチャンスが巡ってきた時には、全力でチャレンジしていきたいですね！『What at lazz』の今後の動きにも注目です☆

『What at lazz』
HP https://www.whatatlazz.com
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杏果さんTwitter https://mobile.twitter.com/kyon_109