首里のすけ徒然レポート① 50年前の植物あそびは令和2年も楽しいか
- 2020/9/27
- エンタメ・スポーツ
植物あそび② ゲットウ
続きまして取り上げたいのは、THE沖縄の植物というべきゲットウ。
とても良い香りがするので、沖縄では、ムーチーとよばれるお餅を包む事で有名な他、首里名物の「のまんじゅう」を包む事や、160年以上の歴史を誇る山城饅頭を包む事で有名です……僕がゲットウのイメージを書き上げたら、完全にまんじゅうを包む専門の植物みたいになってしまいました。
困ったときは、なにはさておき祖父の解説。という事で解説によりますと、月桃の葉や茎は繊維が強いので、日干しにした半乾きのもので、サトウキビや薪木などを束ねたり、縄をなったり出来るそうです。また、葉や茎はむして香水が作れ、種子は薬用になり、欧米ではシェルジンジャーエールと呼ばれ、観賞用という事です。すごい情報量!有難うおじいちゃん!!!
さて、本題に戻りまして、ゲットウで遊びたいと思います。
~ゲットウでマラカスを作ろう~
作り方① ゲットウの葉っぱをどこからか拝借する(写真は、おなじみ首里崎山)
作り方② 月桃の実を入れる(本にはダンドクの実と書いてあるが、見当たらなかったので代用)
作り方③ 曲げる 完成
さぁ、これがゲットウマラカスです。本には、カラカラという名前で紹介されており、どうやら赤ちゃんをあやす事に使ったりしていたそうです。
どうでしょうか?!最終的に実が飛び出るというアクシデントを見逃してくれれば、完璧なゲットウマラカスが完成したと思います。音、形、ともにラウンドワンのカラオケルームに置かれていても酔っ払いは気付かないクオリティが担保されています。