現職の桑江氏が総決起大会 2期8年の実績や貧困対策を強調 沖縄市長選

 
ガンバロー三唱で拳を突き上げる参加者たち=11日、沖縄市民会館

 今月24日に投開票される沖縄市長選に向け、3期目を目指して立候補を予定する現職の桑江朝千夫氏(66)=自民、公明推薦=の総決起大会が11日、沖縄市民会館で開かれた。桑江氏は沖縄アリーナの完成など2期8年の実績や貧困問題の解決に向けた政策を訴えた。

 壇上には「18歳まで医療費無料化」「バスタプロジェクト(胡屋地区交通結節点の整備)」などの公約が記された垂れ幕が掲げられ、中田安彦後援会長らが支援を呼び掛けた。

沖縄アリーナで世界にアピール

自身の政策を訴える桑江朝千夫氏

 決意表明をした桑江氏は、沖縄アリーナによる効果で昨年末に市内に2棟のホテルが建ったとして「来年5月にもサッカー場跡地に大きなホテルが完成する。もう通り過ぎるだけの沖縄市ではありません。投資をしたい沖縄市になったのです」とアピールした。

 来年沖縄アリーナで行われるバスケットボールのワールドカップにも触れ、「大会を通じて世界が沖縄市を日本のリゾート地として認識し、今東部で工事を進めている潮乃森に再び訪れることを夢見ています。経済的に発展し、世界に知られる街にします」と力を込めた。

 重点的に取り組む政策に「貧困対策」を挙げ、子供の資格取得や就業支援に注力するとし、「地域、企業の皆さんと貧困の連鎖を断ち切る仕組みをつくり上げていきたい」と強く訴えた。

菅前総理らが激励 支持訴え

桑江氏への支援を求める菅義偉前総理

 激励のあいさつで壇上に立った菅義偉前総理は、沖縄アリーナについて「当初は『いくらなんでも1万人はないんじゃないですか』という思いだったが、桑江さんに『子供達の将来のために必要。沖縄観光の起爆剤にある』と言われ、乗りました。見事に素晴らしいアリーナが完成した」と述べ、熱意を称賛した。その上で「現場の声を県政、国政にしっかり伝えることのできる桑江市長をお願いします」と支持を求めた。

 大会にはその他、夏の参院選に立候補を予定する古謝玄太氏や島尻安伊子衆院議員らが参加した。最後はガンバロー三唱で締めくくった。

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長嶺 真輝

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ながみね・まき。沖縄拠点のスポーツライター、フリーランス記者。
2022年3月まで沖縄地元紙で10年間、新聞記者を経験。
Bリーグ琉球ゴールデンキングスや東京五輪を担当。金融や農林水産、市町村の地域話題も取材。

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