沖縄出身4人バンド「ゆいがーる」 六本木に届ける琉球の音
- 2021/12/10
- エンタメ・スポーツ
来年の沖縄日本復帰50年を前に7日、東京都港区の劇場「EX THEATER ROPPONGI」で、沖縄出身の女性4人組バンド・ゆいがーるが中心となったイベント「六本木おきなわ芸能フェスティバル2021~いちゃりばちょーでー祭~」が開催された。
沖縄の伝統文化を伝えるスペシャルライブと銘打たれたこのイベントは、第一部で琉球舞踊、エイサー、三線などが披露され、第二部でゆいがーるのライブが行われた。
ゆいがーるは母娘2組からなるバンドで、沖縄音楽、ロック、ハウスの要素を融合させたサウンドに、振り付けも加えた賑やかなステージングが特徴的だ。「世界にエコを民衆の心に平和を、生活に琉球人の知恵を」をテーマに活動している。2017年から東京での活動を開始し、翌2018年にはアメリカツアーも行うなど海外でのライブも展開している。
イベントを終えたリーダーのSHOKOは「琉球王朝時代から続く沖縄伝統芸能は本当に素晴らしく誇らしく、そして守り続けていかなければいけないと強く感じました」とコメントを寄せている。
本来ならば9月に予定していたイベントだったが、新型コロナの影響で延期された。今年の夏には介護ケア施設を50カ所訪問し、カチャーシーを共に踊るなどしてコロナ禍の中で笑顔を届ける活動も行っている。