西銘恒三郎衆院議員が沖縄担当相で初入閣へ
- 2021/10/3
- 政治

沖縄県選出の西銘恒三郎衆議院議員が4日に発足する岸田文雄内閣で沖縄北方担当大臣として初入閣することが決まった。復興担当大臣も兼務する。
西銘氏は衆院沖縄4区選出で現在は当選5回。沖縄県選出の国会議員としては、細川護煕内閣で沖縄・北海道開発庁長官、国土庁長官を担った上原康助氏、第3次野田佳彦改造内閣で郵政民営化担当大臣を務めた下地幹郎氏、そして第3次安倍改造内閣で沖縄担当大臣を務めた島尻安伊子氏に続き4人目となる。
西銘恒三郎氏は旧知念村(現在の南城市)生まれの67歳。父親は本土復帰後の1978年から沖縄県知事を3期務めた西銘順治氏、兄は元参議院議員の西銘順志郎氏である。
西銘恒三郎氏は那覇高校を経て上智大学を卒業、父親の秘書を務めた後に沖縄県議会議員を4期務めた。2003年の衆院選で沖縄4区から初当選し、これまでに国土交通政務官や総務副大臣、経済産業副大臣などを歴任。竹下派に所属し、自民党の沖縄関係の国会議員でつくる「かけはしの会」の会長でもある。今回の自民党総裁選では、岸田氏の推薦人に名前を連ねていた。