【ぎぼっくすコラム】サッカーW杯カタール大会直前!うちなんちゅの代表選出はありえるのか!?

 
スポーツ大好き芸人、ぎぼっくす

 4年に1度の祭典「サッカーワールドカップ」。熱狂度は世界一で、オリンピック以上の盛り上がりとなるこの大会は11月21日の午前1時、開催国カタールvsエクアドルの一戦で幕を切る。日本も1998年のフランス大会から7大会連続で出場が決定しており、今大会はグループEに入りドイツ、コスタリカ、スペインと対戦する。

 そんなサッカー日本代表だが、沖縄県民として少し物足りない気がするとは思わないだろうか。そう、今の日本代表メンバーにはうちなんちゅのプレーヤーが選出されていないのだ。もっと言うと、過去に日本代表に選出された選手は僅かに2人だけだ。

沖縄が生んだ偉大な代表選手!我那覇と田口

 初めて代表に選出されたのは2006年当時のオシムJapanに選出された我那覇和樹(当時J1・川崎フロンターレ所属、現九州リーグ・ジェイリースFC)。日本代表として6試合に出場し3得点を記録。2006年11月のアジアカップ予選サウジアラビア戦では1試合2得点を決めて注目を浴びるも、翌年、スポーツ紙によるドーピング違反というフェイクニュースを鵜呑みにしたJリーグにより出場停止処分を受けた。日本サッカー史に大きな衝撃を与えた冤罪事件に巻き込まれた我那覇は、残念ながら代表から遠ざかり、そのまま代表に復帰する事はできなかった。(ドーピング問題についてはスポーツ裁判で我那覇の冤罪が認められJリーグに処分が下った)この件について僕は非常に強い思いがある為、後日改めて書かせていただきたい。

 そして2人目のうちなんちゅ代表プレーヤーは2014年当時のアギーレJapanに選出された田口泰士(当時J1・名古屋グランパス所属、現J2ジェフ千葉)。日本代表として3試合に出場。2試合目となる2014年10月14日のブラジル戦で先発出場し、代表定着へアピールするも翌年のアギーレ監督の解任の影響で代表から遠ざかってしまう。最後に田口が代表でプレーしたのが2014年11月14日。あれから7年9カ月18日。さらに月で表すと93カ月18日。さらにさらに!日数で表すと2,848日も、うちなんちゅは日本代表選手から遠ざかっているのである。我那覇も田口も残念ながらW杯メンバーには入らなった。

 そろそろ3人目のうちなんちゅ日本代表選手が出てきてもいいとは思わないだろうか?機は熟した。というか熟しすぎてジュクジュク~している今こそ!代表でプレーするうちなんちゅ選手を観たい。W杯のメンバー入りとなれば史上初の快挙!県民栄誉賞の受賞決定的だ。

代表入りに近い男、知念慶!

  でも、代表に入りそうな選手はいるのか?実はいるのだ。

 J1強豪クラブの1つ、川崎フロンターレ所属、その名も知念慶(ちねん けい)!南風原町のスーパースターといえば「ウルトラマン」シリーズの脚本を手掛けた故・金城哲夫さん、令和のスーパースターは知念だ!

 南風原中学校から知念高校へ進学し愛知学院大学を経て、複数クラブから誘いを受ける中で2017年に川崎フロンターレへ入団したプロ6年目のフォワードだ。Jリーグの絶対王者川崎フロンターレで毎年激しいレギュラー争いを繰り広げながらプレーしている27歳だ。特徴は体の強さ。身長は177㎝と特別高身長というわけではないが、190㎝の大柄なディフェンダー陣にも当たり負けしないフィジカルの強さ、競り合いでのヘディングの強さが魅力。そしてもう一つは右足、左足関係なく強いシュートが打てるのが武器。強いシュートだと、例えコースが甘くてもゴールキーパーが弾ききれなくてゴールというシーンもつくれるので、両足そして頭で強いシュートを打てる日本人は海外でプレーする選手を含めても稀な存在だ。

 さらに知念の魅力はアジアでの強さだ。アジア各国の王者が集まりアジアナンバーワンを決める大会ACL(アジアチャンピオンズリーグ)で知念はこれまで19試合に出場し10得点。国外での大会で見せる強さはワールドカップでも活躍できる何よりの証だ。今年はサッカージャーナリストが選ぶ代表候補の記事などにも名前がよく挙げられていて、代表は目の前まで来ている。先日8月31日にリーグ戦で今シーズンJ1で4ゴール目、今シーズン公式戦7ゴール目を記録したが、大事なのはここから継続してゴールを決めれるかだ。

 知念の課題はチームの分厚い選手層の影響もあり、なかなか毎試合スタメンで出場できていない事だ。ゴールを決めた次の試合で連続してゴールを決め続ければ代表は見えてくる。現在の日本代表で足りないのはポスト大迫勇也。長年代表のセンターフォワードを務めていた大迫勇也は現在負傷の影響で所属するヴィッセル神戸で試合に出れてなく、代表入りも難しいと予想されている。大迫とタイプの似たセンターフォワードとして知念はうってつけの選手だ。年齢も27歳と全盛期。南風原のスーパースターが日本のスーパースターになる日はもうすぐそこまで来ているはずだ。分かりやすく南風原町で例えるなら、兼城十字路の南風原石油とカラオケマイム南風原店くらい知念の代表入りは「すぐそこ」だ。

 そしてその他にもJ1セレッソ大阪でレギュラーを掴みつつある与勝高校出身のフォワード上門知樹、J1浦和レッズでスタメン争いを繰り広げている石田中学校出身のセンターバック知念哲矢も近い将来の代表入りが有望視さている。これからの彼らの活躍に是非注目してほしい。

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ぎぼっくす

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演芸集団FEC所属のスポーツ大好きピン芸人。卓球台を使ってヘディングでボールを打ち合う競技「へディス」の現役九州チャンピオンで、国内ランキング7位(2021年8月現在)。
小中高と12年間サッカー部に所属。県内紙などでサッカーコラムも執筆する。ヘディングの特技を認められテレビ朝日「タモリ倶楽部」への出演も。那覇市首里出身。

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