5月5日の「こどもの日」を前に、沖縄県庁の正面玄関前で22日、こいのぼり掲揚式が開かれた。那覇市のチロリン幼児園と石嶺保育園の園児、計約60人を参加した。玉城デニー知事や園児が力を合わせてロープを引っ張ると、玄関前の中央ポールにこいのぼりが舞い上がった。

　この行事は、2024年度「こどもまんなか　児童福祉週間（5月5日～11日）」行事の一環。玉城知事や部課長らを前に、元気よくこいのぼりの歌やダンスなどを披露した園児たちには、一人一人に小さなこいのぼりがプレゼントされた。

　玉城知事は「子どもたちの賑やかで楽しそうな笑顔を見ながら、今年もこいのぼりを揚げることができてよかった。これからもみんな元気で仲良く頑張って」とあいさつした。

　子どもたちの健やかな成長を願う児童福祉週間の行事として、県内では沖縄こどもの国（沖縄市）や、おきなわワールド文化王国・玉泉洞（南城市）の無料開放など、多彩なイベントが実施される。